News

  • 2024.4.2 尾形茂紀さん(自然科学研究科博士後期課程3年生)のタガメ研究が、「昆虫と自然」2024年4月臨時増刊号(ニューサイエンス社)において、「絶滅危惧種タガメの保全に向けた環境DNAの可能性」と題した論文として掲載されました。
  • 2023.10.17 当研究室で1ヶ月ほど過ごしていたウナギが、明日10/18(水)から島根県立宍道湖自然館ゴビウスで『飯南町の来島ダムで見つかった最大級の「ニホンウナギ」』と題して展示が始まります。
  • 2023.09.30 DNA鑑定の結果、当研究室が譲り受けた巨大ウナギはニホンウナギであることが判明し、山陰中央新報でご紹介いただきました。
  • 2023.9.25 当研究室が譲り受けた島根県で新たに発見された巨大ウナギに関して各種メディアで紹介されました(大学HP)。
  • 2023.7.6  来月の8月8日(火)とっとりバイオフロンティア科学ワークショップ連動セミナー2023~ぼくらの身近なサイエンス~ (ハイブリッド開催)にて、「水をすくって生き物調査-環境DNAで鳥取・島根の個性豊かな自然を守る! –」と題して担当教員が講演します。もしよろしければ、ご参加をご検討ください!(詳細ポスター
  • 2023.05.15 博士前期課程2年(M2)の笹木快斗さんが生物系三学会中国四国地区合同大会(2023年度 徳島大会)での口頭発表(オンライン)で最優秀発表賞を受賞しました。おめでとうございます!(大学HP
  • 2023.4.28 島根県立浜田高校自然科学部による日本一小さいトンボで絶滅危惧種のハッチョウトンボの保全に向けた長年の取り組みが認められ、第57回日本水環境学会年会において「水環境文化賞(児童・生徒の部)」(みじん子賞)を受賞されました(浜田高校HP)。おめでとうございます!担当教員も本学着任当初からおよそ8年間、高校生や顧問の先生方と一緒に本種の環境DNA研究を進めてきました(大学HP)。
  • 2023.4.18 今年1月に大学からプレスリリースされた国の天然記念物ネコギギの環境DNA研究に関して発表した論文の内容を山陰中央新報でご紹介いただきました(大学HP)。
  • 2023.4.10 尾形茂紀さん(自然科学研究科博士後期課程2年生)のタガメに関する環境DNA研究が、小・中学生向け科学誌「子供の科学」2023年5月号(誠文堂新光社)において、「DNAを手掛かりにタガメの生息地を発見!」と題した記事で研究成果の概要と今後期待されることについてわりやすく紹介していただきました(大学HP)。
  • 2023.3.14 山岸聖さん(2017年度生物資源科学研究科修了生、現在社会人ドクター)の修士論文の内容が「ホシザキグリーン財団研究報告」に掲載されました。本論文は、未だ良くわかっていない日本海側を回遊するシラスウナギの接岸時期の推定や胃内容物の解明を進めた内容になります。

本研究室では、生態学的な研究を進めており、主に魚類や両生類などの水生動物を対象にしています。水棲動物が生活する水の中には、彼らが自然環境でどのようなことを感じ取り、どのように過ごしているのか、その生き様の端々を知ることができる様々な化学物質がこぼれ落ちています。そこで、それら化学物質を手がかかりにして、野外調査や室内実験などを通して、食う-食われる関係の解明や生物モニタリング手法の開発などに取り組んでいます。現在は、宍道湖や中海、隠岐諸島など、島根県の個性豊かな環境に棲む生き物たちも対象に研究を展開しています。


以前のNews

  • 2022.12.26 歴代の所属学生(橋本真佑、三浦祐児、Long Yanting)が取り組んできた島根県における環境DNAを用いたオオサンショウウオの分布に関する調査・研究について、ジョーホー奥出雲の番組で放送していただきました(大学HP大学公式YouTubeチャンネル)。
  • 2022.12.25:尾形茂紀さん(現:社会人ドクター)の修士論文の内容が国際学術雑誌「Entomological Science」に受理されました。おめでとうございます!ため池などに生息する大型水生甲虫で希少種のタガメの環境DNA検出系を開発して、本種の保全に向けて新規な生息場所を発見した論文になります。ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。2023 3/2 大学HPで紹介していただきました
  • 2022.11.21:ナマズの仲間の天然記念物ネコギギの環境DNA検出系の開発と野外実用化に向けた取り組みに関する研究内容が国際学術雑誌「Ichthyological Research」に受理されました。本研究は、兵庫県立大学、パシフィックコンサルタンツ株式会社、神戸大学、京都大学との共同研究の成果になります。2023 1/11 大学HPで紹介していただきました
  • 2022.06.21:島根県水産技術センターとの共同研究成果について山陰中央新報で「宍道湖七珍 復活なるか「環境DNA」で資源量推定」と題して掲載していただきました。こちらは、本学から4月にプレスリリースしていただいたワカサギとシラウオの内容になります。
  • 2022.05.31:昨年12月にBSS山陰放送の取材を受けた巨大ウナギと当研究室の環境DNA研究に関する取材内容を、TBS系列のニュースサイト「TBS NEWS DIG」に掲載していただきました。
  • 2022.05.27:尾形茂紀さん(現:社会人ドクター)の修士論文の内容が国際学術雑誌「Ecological Research」に受理されました。おめでとうございます!外来種のウシガエル・アメリカザリガニを対象にして国内に特化した環境DNA検出系開発の重要性と有用性を示した論文になります。ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。
  • 2022.05.22:当研究室に今年4月から研究員として所属している客野瑞月さんが、生物系三学会中国四国地区合同大会(2022年度島根大会)において、「イモリ始原生殖細胞の決定様式の解明」の発表タイトルで若手研究者優秀発表賞を受賞されました。おめでとうございます!
  • 2022.03.24:宍道湖七珍のワカサギとシラウオの環境DNA研究に関する論文が国際学術誌「Landscape and Ecological Engineering」に受理されました。ワカサギ研究の発展は、当研究室に所属された地元出身の学生さんの悲願でもあったので嬉しさも一入です。ご支援くださった皆様に心より感謝申し上げます。4/25 大学HPで紹介していただきました
  • 2022.03.04:隠岐固有両生類オキタゴガエルの基礎生態に関する野外調査や室内実験に関する研究成果が「ホシザキグリーン財団研究報告」に掲載されました。当研究室の笹木快斗さんや山岸聖さんと取り組んだ研究になります。
  • 2021.12.18:本研究室で飼育・管理している巨大ウナギの種同定に関する研究内容について、山陰中央新報(島根版)で「ニホンウナギだった!中海で捕獲」と題して紹介していただきました。
  • 2021.12.02:本研究室で飼育・管理している大きなウナギと環境DNA研究について、BSS山陰放送の夕方ニュース「テレポート山陰」で取り上げていただきました。
  • 2021.07.14:山陰中央新報において、ホシザキグリーン財団研究報告第24号で発表されたオキサンショウウオの遺伝的多様性の研究に関して、担当教員の講評を掲載していただきました。
  • 2021.03.08:環境DNAを用いた調査・研究手法とその応用について体系的に取りまとめた書籍「環境DNA―生態系の真の姿を読み解く―」が、共立出版さんより3月16日に出版されます。担当教員も執筆者の一人です。
  • 2021.03.01:当研究室卒業生(2016年度)服部真也さんの卒業論文の内容が「ホシザキグリーン財団研究報告」に掲載されました。宍道湖・中海を利用するスズキとボラの季節移動性を環境DNAを用いて推定した内容になっています。ようやく2016年度卒業生(当研究室1期生)すべての研究内容を公表することができました。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます!!!
  • 2021.02.12:担当教員が取り組んできた環境DNA研究の内容について、朝日新聞(島根版)で「水くむだけで生息調査 宍道湖七珍復活へ新手法 島根大」と題して紹介していただきました。
  • 2021.01.05:島根大学の広報誌「広報しまだい」第47号にて担当教員の研究内容や取り組みを紹介していただきました(15-16頁)。
  • 2020.12.17:当研究室卒業生(2017年度)立石新さんの卒業論文の内容が「Laguna(汽水域研究)」の宍道湖・中海特集号に受理されました。龍谷大学・山口大学のご支援の下、モクズガニの環境DNA検出系の開発と本種の宍道湖・中海における分布を推定した内容になっています。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。
  • 2020.06.03:当研究室卒業生の田口淳也さん(2017年度)、修了生の山岸聖さん(2017年度)と尾形茂紀さん(2018年度)らと取り組んだ研究が「Limnology and Oceanography: Methods」に受理されました。本論文では、安価な試薬(塩化ベンザルコニウム)を微量添加するだけで、水サンプルに含まれるDNAの分解を劇的に抑制する効果について、ヤマトシジミ、スズキ、ニホンウナギを対象にして詳細な検討を行いました。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。
  • 2019.10.05:奄美大島の絶滅危惧両生類3種を対象にした環境DNA調査に関する論文が「Freshwater Science」に受理されました。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。
  • 2019.04.17:「Estuarine, Coastal and Shelf Science」に掲載されたヤマトシジミの環境DNAに関する論文の内容が、山陰中央新報で紹介されました。
  • 2019.04.02:水と環境保全対策の専門誌である「用水と廃水」に総説論文が掲載されました。
  • 2019.03.22:修士卒業生の尾形茂紀さんが、在学期間中に学術研究等においてとくに顕著な功績をあげたことが評価されて、島根大学学生表彰を受賞しました。おめでとうございます!
  • 2019.03.10:「平成30年度隠岐ユネスコ世界ジオパーク学術研究発表会」において「隠岐島前におけるオキサンショウウオの分布実態の解明」と題して発表した内容が、山陰中央新報で紹介されました。
  • 2019.03.07:当研究室卒業生(2016年度)藤田大登さんの卒業論文の内容が「保全生態学研究」に受理されました!隠岐島後にのみ生息するオキサンショウウオ幼生の分布現況などを地道な野外調査によって明らかにしました。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。
  • 2019.02.09:当研究室卒業生(2016年度)池淵貴志さんの卒業論文の内容が 「Estuarine, Coastal and Shelf Science」に受理されました!当研究室(2015年4月〜)発信の初・島根論文です。宍道湖における二枚貝ヤマトシジミの季節的分布と選好場所を環境DNAを用いて推定した研究です。ご支援くださった皆様に感謝申し上げます。